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膝離断性骨軟骨炎(OCD)

◎膝離断性骨軟骨炎とは?

・関節軟骨直下の骨組織が何らかの原因で母床より離断し、壊死組織になったものです。

離断した骨軟骨下組織を被う関節軟骨は、表面上ほとんど変化がなく連続性が保たれている

場合もありますが、症状がある多くの症例では部分的に剥離し、あるいは完全に離断しています。

・幼児期より思春期までに発症し、男性に多くみられます。

・関節面に対する断力が骨端軟骨や骨化過程に影響を与えているとされています。

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◎症状

・運動後の軽い痛み

・運動痛が強く、走行、階段昇降が困難になります。

・関節のロッキング

・力が抜ける、がくがくする

理学的に所見は(-)になることが多い‼

◎治療

病変が荷重面を含まない場合は骨軟骨片を癒合させる事を治療目標とします。

・症状、病態により松葉杖を使用し、免荷をかけないようにします。

・スポーツ復帰は6ヶ月〜1年

鍼灸治療では、膝周りの筋肉の緊張を取り膝への負荷を減らしていく治療を行って痛みを取っていきます。

幼児期から思春期のお子様をお持ちの方、原因が分からない膝の痛みを

訴えられたときは是非ご相談ください。