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頸椎椎間板ヘルニア

◎頸椎椎間板ヘルニアとは?

頸椎は、背骨の中でも首の部分を構成する骨のことで、第1〜第7頸椎まで7つの椎骨が積み重なって構成されています。

そして、第2頸椎以下の椎骨と椎骨の間にはそれぞれ椎間板がはさまっています。

椎間板には中心にゼリー状の「髄核」があり、周囲を「繊維輪」という頑丈な組織が取り巻いていて、頸椎に伝わる衝撃を吸収する

クッションの役割を持っています。

しかし、加齢的変化や、不良姿勢の積み重ね、外傷などによって、椎間板が変性して弾力性が失われたり、亀裂が入ってしまうこと

があります。変形した椎間板から、髄核が飛び出し、脊髄や、神経を圧迫する症状を、「頸椎椎間板ヘルニア」といいます。

 

◎症状

ヘルニアが神経根を圧迫すると、首や肩、手の痛みや痺れなどの症状が出ます。左右どちらか片側に起こることが多く、

その神経の支配する特定の部位に症状が現れます。

ヘルニアが真後ろ出て、中枢神経である脊髄が圧迫されると、手足の感覚、運動の障害、排尿障害など、症状は全身に及びます。