◎ランナー膝とは？

ランナー膝はランニングによる使いすぎによって生じる慢性膝関節痛に対する

総称的病名（症候群）のことを言います。臨床においては、頚骨プラトーの疲労骨折、

腸脛靭帯炎、鵞側滑液包炎、変形性膝関節症などの診断を受けます。

◎腸脛靭帯炎とは？

О脚や発育期で腸脛靭帯が緊張していたり、大腿骨外側上顆が突出している人が、

長距離走などにおける膝の屈伸で同靭帯が大腿骨外顆の骨隆起を

剰越える際の摩擦により炎症を起こす事が原因です。

男性に多く、底の硬い靴の使用や下り坂の走行が発症の一因となっております。

◎治療

・年齢、画像（MRI）を考慮して注射検討

・超音波…微細振動による細胞膜の透過性や活性度を改善させ、炎症の治癒を高める。

血流の改善を行い、筋肉の緊張をなくし、動きを良くしていく作用があります。

・鍼灸治療では腸脛靭帯に直接鍼でアプローチし、電気を流していく事で、

筋肉の血流を良くして、炎症おさえ筋肉の緊張を取って、運動時の痛みを軽減させる事が出来ます。

また、ケアとして膝周りの筋肉のマッサージを行い、再発を予防していきます。

・予防として、テーピングやストレッチの指導を行います。

ランナー膝は、スポーツ選手だけではなく、趣味でランニングやマラソンを始めた

お父さん方などにも多く発症しています。

太ももの外側が痛くなって、走れなくなった。そんな痛みでお悩みのみ皆さん。

ぜひ、一度ご相談ください‼