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足関節捻挫

●捻挫について

 捻挫とは、外力がかかることによって、関節を支えている靭帯や

関節包などの軟骨線維、軟骨が損傷することをいいます。

その中でも、足関節を捻ることによる捻挫は、足関節捻挫とも呼ばれ、

スポーツ時や、日常生活中など、様々な場面で多く発生します。

足関節捻挫の場合は足関節の外側、外くるぶしの付近にある、外側靭帯のうち、

前距腓靭帯が引き伸ばされる、あるいは、一部が切れる事により、

 捻挫に至ることが多いとされています。

●捻挫の程度による分類

捻挫の程度は、靭帯の損傷程度によって、3つに分けられています。

Ⅰ度捻挫…靭帯を伸ばした状態。

      歩行が困難になるほどの痛みや腫れではない

 Ⅱ度捻挫…靭帯の部分断裂

      痛みも強く広範囲にわたって腫れる

Ⅲ度捻挫…靭帯の完全断裂

      集中的な治療を要し完全復帰まで2~3ヶ月かかることもある

 

●鍼によるアプローチ

靭帯が付着している周囲の筋肉は、靭帯の損傷により、崩れた身体のバランスを補う為、

 必要以上に負荷がかかり、緊張が強くなっています。

また、靭帯の損傷によって、足関節周りの血流が滞り、腫れや、内出血を引き起こします。

鍼治療では、周囲の筋肉の緊張を取っていき、足関節周りの血流の流れを良くしていく事で、

腫れや、内出血を改善させ、靭帯の損傷の修復を早めていく効果があります。

当院では、テーピングによる固定や、捻挫の再発を予防する為の、身体の使い方や、

 ストレッチ、トレーニング方法の指導も行っております。

 お気軽にご相談下さい!