<腰部柱管狭窄症とは?> 腰部の脊柱管の横断面積が狭くなり、馬尾神経、あるいは神経根圧迫の症状を きたす疾患の総症であり、馬尾型、混合型、神経根型に分かれます。 40歳以上の男性に多発します。狭窄は多くの場合、先天性に…
ブログ - 2014年9月
腰部椎間板ヘルニア
◎腰部椎間板ヘルニアとは? 椎間板は髄核と線維輪により構成され、上下2つの椎体間を連結しています。 椎間板ヘルニアとはこの椎間板が加齢による変性のために、椎間板後方部分の繊維輪に亀裂が生じ、 内部の髄核が亀裂を通って膨隆・脱出して…
キーンベック病(月状骨軟化症)
◎キーンべック病とは? 月状骨がつぶれて扁平化する病気です。 初期には、血行不全のためX線検査やMRIで月状骨の輝度の変化がでます。 末期には無腐性壊死になり、つぶれて扁平化します。 原因については月状骨折、繰り返す小外傷、橈骨が…
ばね指(弾発指)
◎ばね指とは? 屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症がおこると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。 これを腱鞘炎と呼び、進行すると、バネ現象が生じます。これがばね指です。 ※バネ現象…指を曲げた後、指が伸びなくなって曲がったままにな…
ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
◎症状 手関節母指側に腫れて痛みが生じます。 手首の母指側にある腱鞘の部分で炎症をおこして腱の動きがスムーズでなくなります。 ◎原因 妊娠後、産後や更年期の女性に起こることが多く、 スポーツマンや指をよく使う仕事の人にも見られます…
TFCC(三角線維軟骨複合体損傷)
◎TFCC(三角線維軟骨複合体損傷)とは? 三角線維軟骨、手関節尺側側副靭帯および拳側と背側の橈尺靭帯などを 含む手関節の尺側支持機構は三角線維軟骨複合体とよばれます。 三角線維軟骨複合体には、手根根骨と尺骨の間にかかる負荷を均等…
胸郭出口症候群
◎胸郭出口症候群とは? 胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋、中斜角筋などによって 構成される胸郭の上端から頚の下部の構造のことです。 この部分を通る鎖骨下動脈や、静脈、それに腕神経叢の神経が肋骨、鎖骨、前・中斜角筋、 などによ…